
About Us
私たちムジカ・コレギウム・田園都市は、2025年来日予定の元ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者、マリオ・カルヴァン氏の来日に合わせて、マリオ・カルヴァン氏と一緒に音楽を楽しみたい♪という思いで結成した室内楽団になります。
様々なバックグラウンドを持つメンバーが音楽を紡ぎ、皆様にお届けできたらと考えております。
一年限りではなく、今後も活動してまいります。
次 回 演 奏 会
日時 2025年10月25日(土)13時開演
会場 新百合ヶ丘『ユリホール』(昭和音大)
指揮者 田部井 剛
ソリスト マリオ・カルヴァン(元ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)ヴィオラ
谷口 亜実 ヴァイオリン
曲目 ウォーロック カプリオール組曲
シューベルト 交響曲第5番
モーツアルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲
ソ リ ス ト

マリオ・カルヴァン
元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴィオラ奏者
1956年3月27日ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学卒業。ヴィオラ専攻。
1977年より1981年までウィーン交響楽団に所属。1981年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団の団員として、また同時に1984年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の団員として2022年8月まで活動。
2007年オーストリア大統領より「professor」の称号授与。
2019年オーストリア共和国「銀十字栄誉賞」受賞。
東日本大震災のあとに設立された「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」の活動の一貫として2014年9月福島県・宮城県を訪問。
2017年4月には震災1年後の熊本を訪問し、熊本城、嘉島町、熊本県庁でのコンサート等により音楽交流を行うとともに、犠牲者への献花を行った。
ウィーン・フィルのベテランヴィオラ奏者として2022年まで約40年の長きにわたって活躍しており、深くて温かみのある音色・多彩な表現力には定評がある。
ウィーン・フィル現役引退後はソリストとしての活動をはじめ、2022年11月、熊本・東京・川崎・秩父で来日公演を行った。
ウィーン・フィルでもOB団員として定期演奏会やオペラでの演奏を継続しており、精力的な活動を続けている。
谷口 亜実
About
兵庫県西宮市出身。
兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て東京芸術大学音楽学部卒業。
全日本学生音楽コンクール大阪大会において中学校の部第2位、高校の部第2位。
朝日推薦新人演奏会、アゼリア推薦新人演奏会などに出演。
関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪シンフォニカーをはじめとするオーケストラと、ブルガリアにおいてはブルガリア国立室内合奏団のソリストとして演奏旅行に参加、またソフィア祝祭オーケストラとソリストとしてコンチェルトを共演。他多数アマチュアオーケストラの定期演奏会ソリストとして共演。
東京芸術大学管弦楽研究部(芸大フィルハーモニア)契約団員を経てフリー奏者となり、各地の主要オーケストラに客演奏者として出演。
蜷川幸雄監督舞台「十二夜」に楽士役で出演。
ミュージカル「ライオンキング」「レ・ミゼラブル」「シカゴ」「オペラ座の怪人」など劇団四季、宝塚歌劇他多数の演目に参加。
多数アーティストのライヴやレコーディングに参加。
橋本都恵、東儀幸、澤和樹、ゲルハルト・ボッセ、玉置勝彦の各氏に師事。

指 揮 者

田部井 剛
About
早稲田大学商学部卒業、東京音楽大学指揮科研究生修了、東京藝術大学指揮科卒業。藝大在学中には巨匠エリック・ハイドシェック氏とマルセル・デラノワ作曲「五月の協奏曲」を日本初演、日本フィルを指揮。氏とは度々共演を重ね、2005年にはカメラータ・ジオンとの国内ツアーを行い、そのライヴ録音が仏アンテグラル社よりリリースされている(Integral Classics France INT 221.156)。
これまでに新日本フィル、東京フィル、東京シティフィル、群馬交響楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ等を指揮。2006年にはチェコの名門、ターリヒ室内管を指揮しモーツァルトの交響曲をレコーディング(STUDIO FLORA B-2704)。2010年には日本フィルにて文化庁主催公演(計9公演)を指揮。
ピアニストとしても非凡な能力を発揮し、ウィーンフィルチェロ首席奏者、フリッツ・ドレシャル氏をはじめとする著名な音楽家と共演を重ねている。コントラバス奏者白土文雄(チューリヒ・トーンハレ管弦楽団元首席奏者)とはHarmony社より「モノローグ」、Opus55より「Basso d'Amore」の二枚のCDをリリース、最近では青柳いづみこ氏、森下唯氏とともにカプレ編によるドビュッシー作曲の「海」、ピアノ二台六手版をOTTAVAからリリース、レコード芸術にて特選となる。上毛芸術文化賞受賞。